111月/12Off

ベンジャミンバトン

1月6日に地上波で放送したのを観ている。

ベンジャミンは生まれたときは皺しわのじーさんのような赤ん坊で、子供のころもじ~さんで目が見えにくかったりヨボヨボで歩けなかったりするのだが、大人に成長するにしたがって若くなっていき、最後は生まれたての若々しい赤ちゃんになって死んでいく。

老人状態で生まれ、死ぬときは赤ん坊。そんな数奇な運命をしょって生きていく男の物語。

その中で恋をしたり、初恋のデイジーと結婚したり、娘が生まれたり。でもどんどん自分が若返っていく病気(!?)だと知っているから、このままではいづれデイジーに自分の子守をさせることになり、娘のことも守れない、自分はいづれ、娘の遊び相手にしかなれない。。

先を悲観して、持っている財産をお金に買え、妻子に残し、自分は家庭から去っていく。。。

この、普通の人とは違った数奇な人生を生きるしかなかったブラピ扮するベンジャミンに感情移入してしまった。もって生まれた運命のお陰でこうなってしまう、どうしても普通のようには生きられない、生き難い。

私も、自分の周りは普通の人ばかりで、数奇な人生を、もって生まれた運命のため歩むしかなかった、または自ら歩んできた人のことは知らぬがゆえ考えたこともなく。。過ごしてきたと思う。

目の前に自分とはぜんぜんちがう人生を生きてきた人を見て初めてそのことについて深く考えたり。世間とは何なのか。同じ日本に住んでいるのに、ある区間でしか生きてないから見えないものが多いのだといまさらながら気づく。

あ!案の定話反れちゃったけど(笑)ベンジャミンバトンを観て、私はこの映画とは違う別のものを頭の中に張り巡らせていたようだ。

映画のラストは赤ん坊になって死んでいくベンジャミン。元妻である、そこそこ年をとってしまった愛するデイジーの腕の中で。