1412月/08Off

青い鳥|重松 清

「青い鳥」は9つの短編集なんですけど、主役の教師「村内先生」は全部に登場します。これがまた、1~8話まではびっくりするような・・小中学校の虐め問題が書かれていて。。なんか自分たちのころはこんな感じじゃなかったと思うので少々驚き・・を超えて怖かった。。これが現代なんでしょうか。。

で、村内先生は吃音がある変わった先生なんですけど、うまく話ができないので大事なことしかしゃべらないの。国語の教師なんですけど国語よりは、虐めたり虐められたりしてる心のさみしい子の傍にいるために非常勤教師としてあちこち短期間で渡り歩くのです。

で、この本の中の短編集には、教師を刺して怪我させてしまい、その後いろいろあって反省するために夏休みに田舎の祖母の家にやられるが、そこで蛙をたくさん殺して遊んでいる・・・とか(汗)なんかすごい・・読んでいて怖いんですけどー。

そして村内先生が登場。また、ほとんどどの回でも子供たちから馬鹿にされるんです。。どもるせいで。それも痛々しくて、正直この本を読んでいてかなり気分が落ち込みましたが~せっかく借りたので最後まで読もうと頑張ってみた。

そしたら最後の「カッコウの卵」という章で大どんでん返し。涙・涙の締めくくりになっていて別の意味で驚き。。ここではまた全然違う話なんですけど、親から愛されず、実母から捨てられ、実父から暴力を受け、継母からじゃけんにされ、結局全部の親から捨てられて孤児院のようなとこに行ってしまう小さな少年が、22歳の立派な社会人になって登場するのです。ここからが感動話で~。実際、こうゆうハングリー精神大きい人ほど小さな幸せをほんとに大事にしますね。身の丈を知ってるというか、巨大な理想を追わないのでいつも幸せなの。

全部読むのが内容的に暗いためしんどい場合は、1~8のうちどれか1~2個と、最終話だけ読んでもいいかも。